天の祝宴への招待
(招詞) 1ペテロ5:6~7、10~11 主の祈り
(賛美) 愛する天の父よ さあ主の愛で あなたの声を求めて 十字架のもとへゆこう 聖歌405
(説教)「天の祝宴への招待」(下道定身牧師)
(聖書) ルカ14:15~24
みことば
ある人が盛大な晩餐会を催して、大ぜいの人を招いた。ところが、みんな一様に断りはじめた。(ルカ14:16、17)ルカ14:1~14で、主イエスはあるパリサイ人宅での食事を通して、3つのこと、律法の本質(14:1~6)、高慢の愚かさと謙遜(14:7~11)、この地上での人からの見返りではなく、復活の日の主からの報い(14:12~14)について教えられました。
続いてルカ14:15~24で主イエスは、天の祝宴へのイスラエルに対する招待(ルカ14:16~17)、天の祝宴に対するイスラエルの応答(ルカ14:18~20)、天の祝宴への異邦人に向けられた招待(ルカ14:21~24)を語られました。
最初に招かれた者たちは、土地を買ったので行けません(財産)、5対の牛を買ったのでおゆるしを(仕事)、結婚したので残念ですが(人情)などの言い訳wp口実に招きを断りました(ルカ14:15~20)。
さて、イスラエルは神の特別な選びの民として、救い主の到来をあらかじめ予告されていたにもかかわらず、いざ主が到来して十字架を通して救いのみわざが成しとげられた時、彼らは不信仰のために神の招きを拒んでしまったのでした。
その結果、天の祝宴への招きは異邦人へと向けられました(ルカ14:21~24)。キリストを知らず。イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく、神もない者であった(エペソ2:12)異邦人の私たちにもたらされました。しかしそれでもなお、まだ多くの空席が残っています。異邦人の救いと時期が満ちるまで(ルカ14:21~24、ローマ11:25)あらゆる所に出て行き、あらゆる人に伝えよというのです。教会の外にいる多くの人に向かい、私たち口を通し、手と足と体を通し、あるいは電波を通し、あらゆる方策を通して、天の祝宴の招きを伝えよう。
今日の私たちにとって天の祝宴への招きとは。十字架による罪と死からの救いへの招き、天の祝宴の前味としての礼拝への招き、またその時々におけるみことばと聖霊による個人的な信仰の決断です。