ゆるされざる唯一の罪

2025年03月16日


(招詞)  ヨハネ14:26~28 主の祈り

(賛美) 父の神の真実は 聖歌447 スピリットソング 聖歌414

(説教)「ゆるされざる唯一の罪」(下道定身牧師)

(聖書) ルカ12:8~12


みことば

  また人の子に言い逆らう者はゆるされるであろうが、聖霊をけがす者はゆるされることはない。(ルカ12:10)

 主イエスは、まず大群衆にではなく、弟子たちに教えられました。「パン種に気をつけなさい」と少量の隠れたパン種がパン全体に影響をもたらすからです。人の目に隠れた密室での私たちの行いと詞はすべて神に知られており、やがて人々の前にも明らかになるというのです。それゆえ「私たちの真に恐れるべきは、人の顔色、評価、肉体の死ではなく、死んだ後、永遠の地獄に投げ込む権威のある神を恐れよ」と。私たちは、恐れなくてもよいものに関心と恐れを抱き、真に恐れるべき神への関心と恐れを見失ってはいないだろうか。(ルカ12:1~7)

 続いて「神と人々の前で主イエスの信仰を告白すべき」と、投獄でもたとえ死んでも従いますと決心した弟子たちでしたが、いとも簡単に主を知らないと言って裏切ってしまいました。洗礼は、礼拝は、奉仕は、教会生活は私たちの信仰の告白です。同時に、家庭生活や職場生活は、私たちの主イエスへの信仰告白の証の現場となっているだろうか。(ルカ12:8~9)

 さらにゆるされざる唯一の罪について「の子に言い逆らう者はゆるされるであろうが、聖霊をけがす者はゆるされることはない」と、聖霊は人に罪を悟らせ。悔い改めに導き、主イエスの十字架により罪のゆるしへと導き、神との関係を回復させてくださいます。それを拒むのですから、当然ゆるされないわけです。逆を言えば、ゆるされない罪はないということです。主イエスにある罪のゆるしを拒まない限りにおいて。聖霊が示されている罪、悔い改め、ゆるしと解放に対して、かたくなに自我を通そうとしてはいないだろうか。(ルカ12:10)

 次に未信者の人に、何を、どのように伝道し、証したらよいかは、聖霊がその時に教えてくださるので、心配は不要であると。聖霊は「パラクレイトス」すなわち助け主です。そのお方は、いつも私たちの内にいて、私たちを助けてくださいます。(ルカ12:11~12)