復活されたキリスト

2025年04月20日


(招詞)  1コリント15:1~5 使徒信条

(賛美) 尊きわが主 小羊に誉あれ 聖歌171 聖歌172

(説教)「復活されたキリスト」(下道定身牧師)

(聖書) ルカ24:1~20


みことば

  あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。(ルカ24:5~6)
 
 主イエスの御生涯は十字架の死で終わらなかった。彼は死んで葬られ、三日後に死を打ち破り復活されたのだ。主イエスの十字架の死を最後まで看取った女たちが週の初めの日の夜明け前に、主の亡きがらに香油を塗るために墓に行った。しかし墓には主の身体はなく、二人の御使いが主のよみがえりを告げた。女たちはこのことを使徒たちに伝えます。弟子たちは、主が三日目によみがえられることは、主ご自身の口から直接何度も聞いていたにもかかわらず、今、また女たちから聞いても信じられず愚か話と思えた。そんな彼らに復活の主は直接現れてくださり、その結果、彼らの信仰と人生は一変した。どんな人でも十字架の主を信じ、復活の主に出会うなら人生は変わります。耳で聞いていた信仰、知識として知っていた信仰から自分の目で見、個人的に体験的に復活の主イエスに出会う信仰が大切です。
 空のキリスト埋葬墓地、主ご自身がよみがえりを予告、十字架の釘跡が残る手と足にて弟子たちの顕現、500人以上のキリスト復活の証人たち、キリスト教会の歴史(聖書、教会、世界宣教、主の日)等々、これらはキリスト復活の歴史的事実の証です。
 キリストの復活は、現代の私にとってどんな関りと意味があるのでしょうか。時代を越えて全世界のすべての人々にとって、一人の例外もなく最も必要な、最もすばらしい、人生最大かつ最高の信じられないほどの、信ずべき良き知らせがもたらされました。それは、主イエスこそが全世界の信ずべき真の神、主であること、主イエスの十字架の死による罪のゆるしと主の復活による死に対する勝利と永遠の命という救いの道がすべての人に開かれていること、誰でも神の恵みと主への信仰により与えられることです。