最後の晩餐

2025年04月13日


(招詞)  イザヤ53:3~5 使徒信条

(賛美) 聖歌477 聖歌158 主の手にわが手をかさね ABOVE ALL

(説教)「最後の晩餐」(下道定身牧師)

(聖書) ルカ22:1~23


みことば

  「これは、あなたがたのために与えるわたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。食事ののち、杯も同じ様にして言われた、「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。(ルカ22:19~20)
 
受難週は、主イエスがロバの子に乗ってエルサレムに入られた棕櫚(シュロ)の日曜日から主イエスの復活前日の土曜日までの最後の一週間を指します。今週は、とくに受難週の出来事に思いをはせ、目を背けるほどの十字架の苦しみを通して、この私に語りかけておられる主イエスの御声に耳を傾けよう。
 日曜日:エルサレム入城(ルカ19:28~44) 
 月曜日:宮きよめ。祈りの家の宣言(ルカ19:45~48) 
 火曜日:多くのしるしと奇跡(ルカ20:1~21:38) 
 水曜日:ベタニヤでの香油の注ぎ、埋葬の準備(マルコ14:3~9) 
 木曜日:洗足、最後の晩餐、ゲッセマネの祈り、ユダの裏切りと捕縄、不正な裁判(ルカ22:1~65、ヨハネ13:1~20) 
 金曜日:ヴィア・ドロローサ、十字架、死と埋葬(ルカ22:66~23:49) 土曜日:番兵による墓の見張り、弟子たちの落胆(ルカ23:50~56)  
 最後の晩餐は、主イエスキリストの十字架を通してもたらされる全世界のすべての人々へ罪と死からの救いの新しい契約を指し示しています。それは、主イエスキリストが過越の小羊として十字架上にて、その血と裂かれた御体を通して私たちにもたらされた救いでした。今週は、主イエスが十字架上で発せられた7つの言葉から十字架の主を仰ぎ見ましょう。 
 
1.「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか分からずにいるのです」(ルカ23:34) 
2.「よく言っておくが、あなたは今日わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」(ルカ23:43)   3.「女よ、見なさい。あなたの子です」、「見なさい、あなたの母です」(ヨハネ19:26~27) 
4.「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」(わが神、わが神、どすしてわたしをお見捨てになったのですか)(マタイ27:46) 
5.「わたしは、渇く」(ヨハネ19:28) 
6.「すべてが終わった」(ヨハネ19:30) 
7.「父よ、わたしの霊を御手に委ねます」(ルカ23:46)でした。