聖書が教えるその教会

2024年06月02日

(招詞)   Ⅰヨハネ1:7~9 使徒信条

(賛美)   ほむべきかな(聖歌481) 今きよい御霊よ 主に名を呼ばれた キリストイエスを(聖歌201)                                          

(説教)「聖書が教えるその教会」

(聖書)  使徒2:37~47

みことば

 一同は、ひたすら使徒たちの教えを守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈りをしていた。(使徒2:42) 

 ペンテコステの聖霊降臨によって誕生した最初の教会、聖書が教えるその教会から、3つの大切なことを教えられます。1つは教会の土台です。それは、悔い改めと主イエスに対する信仰です。2つ目は教会の中られました。心です。彼らは使徒たちの教えを守り、信徒の交わり、パンをさき、祈りました。3つ目は教会の前進です。主は、救われる人々を日々増し加えられました。

 第1の教会の土台について、使徒2章37~38には罪の悔い改めと主イエスへの信仰が、そして、その信仰の証としてのバプテスマを受けて救われたクリスチャンこそが、教会の土台であることが記されています。主ご自身もまた、イエスを主と告白する信仰の上に主の教会を建てると宣言(マタイ16:18)されました。教会の土台、それは今日も不変です。個人の祝福と教会のリバイバルの鍵は、悔い改めと信仰です。

 第2の教会の中心について、使徒2章42には、最初の教会が何を中心としていたかが記されています。そこには4つのこと、すなわち彼らはひたすら使徒たちの教えを守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈りをしていた、とあります。彼らが最も大切にしていた教会の中心的な働きは、今日の教会においても変えてはなりません。

 第3の教会の前進について、使徒2章43~47には4つのこと、すなわち、使徒による多くの奇跡としるしが、信者たちはみなが共に一つとなってすべての人に好意を持たれ、その結果、主は救われる者を日々加えられたとあります。

 信仰の土台にひびが入り、崩れかけてはいないだろうか。焦点が中心から外れていないだろうか。私の前進を妨げているのは何であろうか。