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プライドがもたらす罠
2023年02月26日
(招詞) ガラテヤ2:19~21 / 主の祈り
(賛美) 聖なる御名あがめます キリスト教会の主よ 雪より白く清らかに
主よ終わりまで僕として
(説教) 「プライドがもたらす罠」
(聖書) マタイ14:1~12
(みことば)
「王は困ったが、いったん誓ったのと、列座の人たちの手前、それを与えるように命じ、人をつかわして獄中でヨハネの首を切らせた」(マタイ14:9~11)
バプテスマのヨハネの首をはねた領主ヘロデ・アンパティスを通して、私たちの内にある人間的な弱さと薄っぺらなプライドがもたらす罠についての聖書の語り掛けを聴きましょう。
(1)バプテスマのヨハネ~ヘロデが見るヨハネの2つの欠点(Wバークレイ)
一つは、彼が人気がありすぎた。それゆえヘロデはヨハネを恐れ、猜疑と嫉妬に駆られました。領主の衣と座は、逆に彼の心を不安と疑いに震え上がらせました。二つめは、ヨハネは真実を語る人だったことでした。ヘロデはつねに人前を気にし、自分の体裁を繕い、自分の損得で言動したが、ヨハネは神を恐れ、ヘロデに真実を語った。投獄と殉教を覚悟の上で。
(2)ヘロデヤ~彼女の3重の罪
一つは、自らのふしだらで不貞の罪、二つめは、自分の内なる罪、間違いを指摘してくれた神の人への逆恨みに燃え、執念深く怒りをいつまでも温めて仕返しを、3つめは、自分の復讐のために大切な娘と夫とを重大な罪に巻き込み、人生を狂わせたことです。
(3)領主ヘロデ・アンティパス~
彼は欲望のままに義兄弟の妻ヘロデヤを妻とし、自分の妻を追い出しました。そこで、ヨハネは彼を悔い改めに導くために、愛と祈りを込め命がけで彼の罪を指摘します。ヘロデは自分の罪を知りつつも、自分のプライドを守ろうとして罠に陥ります。ヨハネを殺そうとしますが、群衆を恐れ、彼を投獄します。その指摘が的を得た真実なものだったからです。ダビデの対応との違いを心に留めましょう。彼の心に平安がなく、良心の呵責に悩み続けます。それでも彼は最後まで優柔不断を貫き、最後は成り行きで放った自分の一言葉で、列座の人たちの手前でヨハネの首をはねます。総督ポンテオ・ピラトを同じ過ちを犯します。
ヘロデヤ、領主ヘロデの弱さは他人事でしょうか。バプテスマのヨハネから学ぶことは何でしょうか。ご聖霊の、また愛する人からの貴重な通告、意見にすなおに感謝と謙虚に耳を傾けましょう。
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