新しい天と新しい地

2021年08月15日

賛美

主よ愛します

御国に住まいを(聖歌638)

平和をば愛したもう(聖歌357)

麗しい天の国

聖書 イザヤ65:17〜25

説教 「新しい天と新しい地」

                   下道 定身 牧師



みことば

見よ、わたしは新しい天と、新しい地とを創造する。さきの事はおぼえられることなく、心に思い起こすことはない。」(イザヤ65:17)


地球規模での温暖化が進み、その深刻さ私たちの日常生活の身近にも顕著に迫っている。異常気象、自然災害、不気味な疫病が全世界を覆い、加えて国は国に、民は民に敵対し、核保有国が増加しています。世界は、歴史は一体どこに向かって突き進んでいるのでしょうか。滅亡です。否、その先にある新しい天と新しい地です。かつてのノアの時代のように。

日本は、世界でもっとも長寿国の一つとなりました。しかし、人は死にます。貧しき者も富める者も、有名人も無名人も、老人も若者も、病人も健康人もです。人は、いったいどこに向かって生きているのでしょうか。死んでお墓で消えていく人生でしょうか。今週は、この肉体の死を越えたお墓の先にある新しい天と新しい地についての最重要メッセージです。

イザヤ65:1~16は、不信仰と不従順の選民イスラエルも、神から遠く離れて罪に生きる異邦人も、どんな人の滅びるをも望まれず、必死に愛と忍耐をもって救いに招き、働き続けられる神について記されています。「私はここにいる。私はここにいる。」との主の招きが響きます。

イザヤ65:17~25は、神が創造される「新しい天と新しい地」について記されています。初めに神が創造された天と地は、はなはだ良かった(創1:31)のですが、アダム(人)の罪が、世界に死と破壊をもたらしたことを聖書は教えます。そして神は、再び「新しい天と新しい地」を創造されるために、古い罪の天と地を一掃されるのです。ここに、私たちの究極の希望があります。

①いつ、それが起こるのでしょうか。②その時にはどんな前兆があるのでしょうか。③そのために今、私のなすべきこととは何でしょうか。

「新しい天と新しい地」に入ることができる人は、主イエスの十字架を信じて、新しく造り帰られた人です。(ヨハネ3:3、Ⅱコリント5:17)