主の思いを受け取って

2022年05月22日

招詞  ヨハネ13:34~35

賛美

七日の歩み

賛美、誉れ、主イエスに

イエスが愛したように

主の御霊よくだりたまえ

聖書 マタイ20:1~14

説教 「主の思いを受け取って」(レインボー聖会Ⅰ)

日吉 成人 牧師 (北見神愛キリスト教会)



みことば

「友よ、わたしはあなたに対して不正をしてはいない。・・・わたしはこの最後のものにもあなたと同様に払ってやりたいのだ。」(マタイ20:13、14)

今年のレインボーチャペルのスローガンは「迷惑をかけあう関係の神の家族」です。「互いに」という聖書の心理に立ち、互いに愛し合い、仕え合い、重荷を負い合う神の家族として歩んでゆくことを目指しています。そのために大切なことの一つは、「主の思いを受け取って」ゆくことです。主の思いを受け取って行く時、私たちは迷惑をかけあう、お互いにという豊かな関係を築くことができます。

「感謝する」:今年の今日までの歩みの通して、「迷惑をかけあう」豊かな関係をどれほど実行できたでしょうか?自己採点では何点ぐらいでしょうか?すべてのご存じなる主なる神は、どのように評価されているでしょうか?ご安心ください。ぶどう園の主人が5時から働いた者に1デナリを渡したように、父なる神は不充分なはずの私たちに「よくやった」、「あなたはみ言葉に生きようとした」と今日、私たちを喜んでおられるのです。その主の思いを受け取る時、感謝がわいてきてさらに主の御心に生きようという力になります。

「ねたみを捨て、共に喜ぶ」:朝早くから働いた人にぶどう園の主人は意地悪をしたのではありません。むしろ損得勘定抜きで誰かのことを心から喜べる喜びを知って欲しかったのです。迷惑をかけられたという被害者意識などにさいなまれるのではなく、むしろ主の喜びを共にしてほしいという主の思いを主イエスは語られ、その道を十字架によって開き、助け主である聖霊を送られたのです。

やがて私たちは主の御前に立つ時が来ます。その時、レインボーチャペルの兄姉たちは「わたしたちはあなたの愛をいただいて、聖霊に励まされて、お互いに迷惑をかけあう神の家族として歩んできました」とお互いを誇りとし、喜びあうのです。