上を向いて歩こう

2024年08月11日

(招詞)  詩篇127:1~2 主の祈り

(賛美)   御前に行き さあ主にささげよう 私が悩むときも 主とともに歩む                                  

(説教)「上を向いて歩こう」(下道 定身師)

(聖書) エレミヤ49:1~6


みことば

 不信の娘よ、あなたはなぜ自分の谷の事を語るのか。あなたは自分の富に寄り頼んで「誰がわたしに攻めてくるものか」と言う。(エレミヤ49:4)

メッセージ

エレミヤ46~51章は、ユダとエルサレムを取り囲んでいる9つの諸国に対する神のさばきが記されています。エジプト(46章)、ペソシテ(47章)、モアブ(48章)、アンモン、エドム、ケダルとハツオル、エラム(49章)、バビロン(50~51章)です。

今週は49章1~6節からアンモンについての託宣からのメッセージです。メッセージタイトルは「上を向いて歩こう」です。イスラエルを侵略し占領しているアンモンに対して、彼らの首都ラバはまもなく荒塚と化し、火で焼かれる時が来る。それは主がなされることであると、主は預言者エレミヤを通して彼らに告げられました。しかし、アンモンの反応は、ミルコムという偶像を礼拝し、これに寄り頼み、また、首都ラバの町は三方を山で囲まれた地形を誇り、その山が敵の侵入から自分たちを守ってくれるので、自分たちは安全安心であると思い込み、さらに自分の富に寄り頼んで、誰がわたしに攻めてくるものかと豪語していました。

しかし、偶像は単なる気休めでなんの力もありません。また、富は上からの災いや死の問題、神のさばきの前には全くの無力です。そして、平面的四方を必死に固めて環境を完璧に整えても上が空いています。神のさばきは上から来るのです。つねに上を意識し上を向いて歩きましょう。神の峻厳に対する恐れと、主イエスを通しての恵の備えに心を向けましょう。

私たちには主の守りが必要です。主の守りは最強です。主の守りは上から来ます。私たちはひとりぼっちの夜を過ごす必要はありません。私たちはどんな時も上(主イエスさま)を向いて、上を意識して歩きましょう。