みことばの光に導かれて
2021年12月26日

賛美
大いなる方に
わが魂主をたたえよ
望みも消えゆくまでに(聖歌604)
あなたのみ言葉は
聖書 詩篇119:105
説教 「みことばの光に導かれて」
下道 定身 牧師
みことば
「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です」(詩篇119:105)
皆さんにとって2021年はどんな一年でしたか。長く感じられた、あるいはあっという間の一年間だったでしょうか。昨年に続いてコロナ禍に世界中が大きく影響を受けた中、教会では新しくオンラインでの礼拝に取り組むと共に、教会での礼拝は不要不急ではなく、十分な警戒の中で私たちが最も優先すべきを確認しました。礼拝について、また信仰とは、教会とは、祈りとは、世の終わりの終末等々について改めて深く教えられ、探られた一年でもありました。
このような激動の時代のただ中で、私たちがよって立つべき確かな指針とは何でしょうか。神のみことばです。神のみ言葉こそが暗躍の時代、揺れ動く地にあって、私たちの進むべき道を指し示し、私たちを導く唯一の確かな光です。光がなければ人は道を踏み外し、迷い出て倒れます。
私たちの信仰は朝ごとに日ごとに、祈りとみ言葉を通して日々新しくされ、かつ毎週ごとの主日礼拝会のみ言葉を通して日々新しくされ、かつ毎週ごとの主日礼拝会のみ言葉を通して霊的リフレッシュを体験しつつ、信仰が養われ、霊的いのちへと導かれます。今年一年間も毎主日ごとに神のみ言葉のメッセージを取り次ぐことができた恵みを主に感謝します。毎週語る側も、毎週聞く側も共にしんどい時代もあったかと思いますが、つねに神のみ言葉としてメッセージを受け取り(まさにその通りですが)、聞いてくださった教会員の皆さんに敬意を表します。
世の嵐に振り回され、疲れ切った私たちの心と体をリフレッシュさせ、生き返らせ、信仰の道に連れ戻してくれたのは、いつも神の恵み、神のみ言葉でした。み言葉の光に導かれて今日があります。迎える新しい年も、そして生涯をみことばの光に導かれることを切に願います。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって神の人が、・・・」(Ⅱテモテ3:16、17)