石の枕と天の梯子

2020年11月01日

賛美

主イエスに赦されて
さあ主の愛で

主はあなたを守る方

ここに主はまして(聖歌571)

聖書 創世記28:1~22

説教 「石の枕と天の梯子

下道 定身 牧師



みことば

「わたしはあなたと共にいて、あなたがどこに行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語ったことを行うであろう」。(創世記28:15)


緒論

父をあざむき、兄をおしのけて強引に祝福を略奪したヤコブは、当然のことながら兄エサウの憎しみと殺意を買い、母方の叔父ラバンの下に嫁探しの名目で実質上の逃亡を図る。その途上、自責と孤独と暗闇の中で神と出会う。

本論

1.石の枕(ヤコブの逃亡)(創世記28:1~11)

エサウからの逃亡の中にも、嫁探しの大切な計画があった。

自費の念、不安と孤独と闇の中のヤコブの石枕は、神との出会いの転機となる。

考えても、もがいても、どうにもならない時は祈るしかない。否、祈ることこそが鍵。

2.天からの梯子(神との出会い)(創世記28:12~17)

神が備えてくださった天から地への梯子。

ここは神の家、こここそは天の門だ、聖霊による霊的覚醒。

イエスキリストの誕生と十字架、聖書、聖霊、教会、クリスチャンという梯子

3.神の約束(神との対話)(創世記28:18~22)

「地の所有、子孫の祝福と計画、あなたを決して捨てず、守り、連れ帰る」との約束。

神の恵みの約束に対するヤコブの応答の決意表明。

結論

山路越えて、一人行けど、主の手にすがれる身は安けし(1)、道険しく、行くて遠し、こころざす方にいつか着くらん(4)、されども主よ、われ祈らじ、旅路の終わりの近かれとは(5)、日も暮れなば、石の枕、仮寝の夢にも、み国忍ばん(6)(西村すがお作、賛美歌404)