ペンテコステの祝福

賛美
輝く陽を仰ぐ時(聖歌481)
イエスよ、わが身と(聖歌567)
真理の御霊よ
聖書 使徒2:32〜41
説教 「ペンテコステの祝福」
下道 定身 牧師
みことば
「悔い改めなさい。そして罪のゆるしを得るために、バプテスマを受けなさい。そうすれば聖霊の賜物を受けるであろう。この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと遠くの者一同とに、与えられているものである」(使徒2:38、39)
キリスト教会の歴史は約2000年です。教会の誕生は、主が十字架で死なれ、復活された日から50日間のペンテコステ(五旬節)の日の聖霊降臨(使徒2章)に起因します。すなわち、聖霊の降臨こそが今日までのキリスト教会の原点であり命です。そして、ペンテコステは過去の出来事ではなく、現代の出来事です。この救いと聖霊の賜物は、主なる神の召しに与るすべての者に対する約束です。今週は、現代のペンテコステに関する3つの祝福についてのメッセージです。
一つは、異言のしるしを伴った聖霊のバプテスマの祝福です。罪を悔い改め、主イエスを信じたのは聖霊の働きのおかげです。すべてのクリスチャンは、聖霊の内住の恵みと聖霊による特別な霊的経験をいたします。そして異言のしるしを伴う聖霊体験(聖霊のバプテスマ)が約束されています。それは聖霊ご自身が、直接的に、個人的に、人格的に親しく臨んでくださり、客観的な異言のしるしをもって触れてくださる祝福です。
二つ目は、すべての聖徒たちの聖霊による信仰刷新(リバイバル)の祝福です。ペンテコステの祝福は、どんな私であっても、聖霊の力によって信仰が刷新されることです。①人間中心の信仰から神中心の信仰に、②自己中心(肉)の弱さとその支配から聖霊中心(霊的)の信仰へと変えられる祝福です。人は誰でも聖霊によって自分を変えることができるペンテコステの祝福です。
三つ目は、未信者(未来クリスチャン)のうちに働いて救いを得させる祝福です。ペンテコステの日になんと3000人の人が救われ教会が誕生しました。人が救われるのは聖霊のお働きです。3000人の中にはさまざまな人たちがいたことでしょう。ペンテコステの祝福はどんな人でも救われる希望があることです。現代も、ペンテコステは継続中であることを信じよう。感謝しよう。ハレルヤ!
