嫉妬、執念、確執
2020年11月15日

賛美
七日の歩み
主の愛はとこしえまで
主よ感謝します
堅き信仰の基なる(聖歌240)
聖書 創世記28:1~22
説教 「嫉妬、執念、確執」下道 定身 牧師
みことば
ラケルは自分がヤコブに子を生まないのを知った時、姉をねたんでヤコブに言った、「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます。」ヤコブはラケルに向かって怒って言った、「あなたの駘に子どもを宿らせないのは神です。わたしが神に代わることができようか」(創世記31:1~2)
緒論
夫ヤコブに愛されることなく嫌われていたレアに神は目を留められ、4人の子どもを与えられた。他方、もう一人の妻ラケルは、夫ヤコブの愛を受けすべてに恵まれていたが、こどもが生まれず、姉レアをねたみ苦しんだ。そして骨肉の争いが始まった。
本論
1.妹ラケルの嫉妬から始まった争い(創世記30:1~8)
・信仰と主の恵みによるレアの4人の子の誕生(創世記29:31~36)
・嫉妬から始まったラケルのつかえめビルハによる2人の子の誕生
2.姉レアと妹ラケルの執念の戦い(創世記30:9~24)
・ラケルへの対抗心からのレアのつかえめジルバによる2人の子の誕生
・恋なすびの取引によるレアの2人の子と、ついにラケルの子の誕生
3.叔父ラパンと甥ヤコブの確執(創世記30:25:43)
・ヤコブとラパンのそれぞれの確執と思惑に満ちた取引
・ヤコブの地道な働きと神の祝福と知恵
結論
ヤコブの妻たちのそのはしためを巻き込んでの、信仰とは懸け離れた何とも人間くさい争いのただ中にも、主は共にいて働いてくださった。また、ラパンとヤコブの互いの打算かつ確執の中にも主の御手と働きが。なんという神の愛、恵みであろう。