迷惑をかけ合える関係の神の家族

2023年02月19日

(招詞) マタイ28:18~20 / 主の祈り

(賛美)     主、あなたの御名は 愛の光、輝き キリストの心が 

                       罪とがを赦され(聖歌232)

(説教) 「迷惑をかけ合える関係の神の家族」

(聖書)  ヨハネ13:34~35



(みことば)

 「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべてのものが認めるであろう」。(ヨハネ13:34、35)

 本日は2023年教会総会です。私たちの教会は今から69年前の1954年、1組の宣教師夫妻を通して誕生しました。以来、岩見沢、苫小牧、名寄、さらに道内各地へと宣教が拡大し、現在は北海道全域に13教会となりました。

 当教会ではこの間、誕生~30年には3回の献堂式(1955年、1967年、1984年)を、~40年目には隣地購入(1995年)を、~50年目には過去を振り返り、将来に向かっての記念式開催とレインボービジョン策定(2004年)を、~60年目には4回目の献堂式(現会堂2014年)の恵みへと導かれました。

 当教会の歴代牧師は、7組の日本人牧師夫妻が遣わされましたが、すでにハイムス宣教師夫妻を含めて、計5名の宣教師が天に召されました。また、この間、当教会からは13名の献身者が起こされましたが、その中の6名が天に召されました。さらに、これまで主の教会を愛し、仕え、支えられた聖徒たちの中からもすでに多くの兄姉たちが天に召されました。

 私たちは教会総会を通して、主ご自身がこれまで教会にしてくださった恵みに目を向け、主の語りかけを聞きましょう。また教会の歴史の中で、信仰の先人たちが命をかけて残してくれた霊的遺産に目を向けましょう。

 どんなに時代が変わっても、変えてはならないものがあります。その中で、その時々に、その場面に強調されるべきものがあります。教会の使命、理念、ビジョンは変わりません。教会総会は、あらためてそのことを確認する時です。

 その上で今年のスローガンは、「迷惑をかけ合える関係の神の家族」です。主がこれまで私をゆるし、愛し、声をかけ、支えてくれたように、今度は私も。多くの兄姉にこれまで受けたことを今度は、まず、この私が神の家族の中で、聖霊の助けによって実践させていただこう。