2021年04月11日

2021年04月11日

賛美

来たれイエスを

喜び、平安、愛

ありがとう

心にあふれる喜びは

聖書 出エジプト3:13〜22

説教 「わたしはある」といわれる神

下道 定身 牧師



みことば

「神はモーセに言われた、『わたしは有って有るもの』、また言われた『わたしは有る』というかたが私をあなたがたのところに遣わされました、と。『あなたがたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主』これは永遠にわたしの名、これは世々の私の名である」(出エジプト3:14、15)


皆さんの信仰は、朝ごとに、日ごとに新しく、祈りとみ言葉のデボーションを通してリフレッシュされていますか。先週水曜日から、出エジプト記がスタートしました。すでに出エジプト記1~3章前半では、「モーセの誕生と神の計画の御手、そして神の召し」についてそれぞれが、神の語りかけを聴かれたことでしょう。

飢饉のためにヤコブと共にエジプトに移り住んだイスラエルの民(総勢70名)はやがてエジプトで死んだが、その子孫は大いに増えた。

やがて、ヨセフのことを知らない新しいエジプト王が起こり、過酷な労働を強いられへブル人男子・新生児の殺害命令が下された。そんな時代背景の中にモーセは誕生し、不思議な神の守りと摂理によってエジプト王妃の子として育てられる。

彼は成人したある日、同胞のへブル人の苦役を見、その一人を救い出すが、同胞から「誰がお前を私たちの指導者やリーダーとして任命したのか」と反発され、ファラオからも命を狙われ、その結果彼はミデアンの地に逃げ出した。やがて羊飼いとなる。レウレルの娘チッポラと結婚し、息子ゲルショムが生まれる。

エジプトでのイスラエルの子らは重い労働に呻き、神に泣き叫んだ。そして神は彼らの苦しみをご覧になり、彼らの叫びを聞かれ、彼らの痛み、心に留められ、神の山ホレブの燃える柴の中から、当時80歳のモーセを召された。

さて、今週は私たちを愛し、選び、救ってくださった私たちの信じている神の御名についてのメッセージです。

神の召しに対するモーセの戸惑いと不安に対して、神ご自身がご自身を「わたしはあってあるもの」、「わたしはある」という神であると自己紹介をされた。「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」すなわち契約に真実な神、死後の命を保証される神、彼らが生まれる永遠のはじめにおられた万物の創造者なる神がモーセを遣わすのだとお声をかけられたのだ。これ以上確かな保証はない。