みことば
恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びをあなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。(ルカ2:10~11)
個人的な証ですが、私のこれまでの78年間の人生の中で数えきれないほど沢山の大きな喜びがありました。そして、その中でも他に比べられない圧倒的最大の喜びは、18歳の時に主イエスキリストと出会い、その救いに与かったことです。この喜びを々に伝えたい一念で牧師となり、今があります。主の誕生から約2000年経過した現代において、またあの感動から60年を経た今日も、その喜びは変わっていません。
今から約2000年前、エルサレム郊外のベツレヘムにてキリストは誕生されました。そしてその知らせを最初に聞き、最初にお会いし、その喜びに与かり、それを伝えたのは名もなき貧しき羊飼いでした。当時、羊飼いたちは仕事柄安息日を守ることが困難なために、社会的な立場はとても低く、人々からさげすまれていました。彼ら自身も神の祝福はそんな自分たちには関係ないと思い込んでいました。そんな彼らに、神は語りかけられました。それは、すべての民に与えられる、特別大きな喜びの訪れ、すなわち全世界のすべての人々のため、今日救い主(キリスト)が生まれました、というメッセージでした。これは時代を超え、空間を超え、民族を超え、人間的なあらゆる条件を超えて、すべての人にもたらされた救いのメッセージです。
クリスマス、それは「すべての人に与えられる大きな喜びのおとずれ」を聞き、個人的にキリストと出会い、聞いたこと、見たこと、体験したことを他の人々に伝える日です。Joy to the World the Lord has come!