万軍の神、主が共に

（招詞）　イザヤ41：9～10 / 主の祈り

（賛美）　万物の支配者　さあ、ダビデがしたように　ずっと愛されてた　

　　　　　安けさは川のごとく（聖歌476）

（説教）　「万軍の神、主が共に」

（聖書）　２サムエル5：1～10

（みことば）

「こうしてダビデはますます大いなる者となり、かつ万軍の神、主が彼と共におられた」（２サムエル5：10）

　私たちクリスチャンは、「万軍の神、主が共に」いてくださっていることを本気で信じているでしょうか。知識として知っていること、信じているだけでなく、このことをを実感し体験しているでしょうか。ダビデは多くの困難、悲しみ、戦いに満ちた波乱万丈の生涯でしたが、彼はつねに万軍の神、主が共におられることを意識し、体験し、証しをしました。

　彼は、サウル王の下に隠れて仕えていましたが、イスラエルのすべての部族は、主がダビデと共におられることを見ており、知っていました。そして、神の時が至り、彼らをしてダビデはえイスラエルの王として油注がれ、ヘブロンで７年半ユダを、そののちエルサレムで33年間ユダと全イスラエルを治めました。今日も万軍の神、主があなたと共におられます。

　彼は、難攻不落を誇っていたエブス人の住むシオンの要害を取り、これをダビデの町と名付けました。また、難敵ペリシテ人が攻めてきた時、再び主に問い、その主の指示に従いました。あなたは、そのつどあなたと共にいてくださる主に問うていますか。その指示に従っていますか。

　ダビデがペリシテ人を撃ち破ることができたのは、彼が主の指示を求め従順したからでした。彼が王となったのも、幾多の戦いに勝利し、ますます大いなる者となっていったのも、「万軍の神、主が彼と共におられた」からでした。彼がそのことを自覚し、つねに主の指示を仰ぎ、その導きに従順した結果でした。

　「万軍の神、主が共にいてくださる」とは、なんと大きな励ましでしょうか。これ以上の約束はありません。いかなる状況下にあっても、万軍の神、主を信じ、時を信じ、導きを求め、思い切って従順することです。