大いなる神、全能の神よ!

2024年07月14日

(招詞)  ヨハネ4:13、ヨハネ7:37~39 主の祈り

(賛美)   あなただけがわれらの神 輝く日を(聖歌480) 世界中どこででも 目を上げよ                                        

(説教)「大いなる神、全能の神よ!」(下道 定身師)

(聖書) エレミヤ32:16~25


みことば

「ああ主なる神よ、あなたは大いなる力と、伸びた腕をもって、天と地をお造りになったのです。あなたのできないことは、ひとつもありません。あなたは大いなる全能の神でいらせられ、その名は万軍の主と申されます。(エレミヤ32:17,18   抜粋)
 エレミヤ32:1~15では、預言者エレミヤは真実な神のことばを語ったために、ユダの王ゼデキヤに監禁されました。それは、バビロンの王ネブデネザルによってユダが王もろともバビロン捕囚となることを預言したためでした。

 人は自分にとって都合の悪い言葉を嫌い、反発し、敵対心を抱き、言い訳を繰り返して、自我を突っ走りやすいものです。同時に、たとい言いにくいことであっても、自分の損得ではなく、愛をもって語るべきことをしっかり伝えるだろうか。(エレミヤ32:1~5)

 また、エレミヤのことこハナメルからアナトテの畑を買い取るようにと主は語られました。その地は、まもなくバビロンに滅ぼされることが明らかな地でした。エレミヤは購入証書が書き直されないために、一つは封印したものを土の器に保存し、もう一つは契約内容をいつでも確認できるための証書を造り、書記のバラクに渡しました。土地の買い戻しとその証書の作成は、将来、神の民が捕囚から解放され、再びこの地に連れ戻され、土地が買われるようになるという預言を裏付ける象徴的な行為でした。それは真の平安と将来と希望の計画(エレミヤ29:11)への投資でした(エレミヤ32:6~15)。

 エレミヤ32:16~25にはエレミヤの祈りが記されています。彼は「あなたは大いなる力と御腕をもって天と地を造られ、あなたのできないことは一つもありません。あなたは大いなる神、全能の神です。」と告白します。主もまた「見よ、わたしは主である。すべて命ある者の神である。わたしにできないことがあろうか」(エレミヤ32:26)と語られます。過去を振り返り、現在に目を留め。将来を思い巡らす時、大いなる神、全能の神をあがめ、ほめたたえます。わが魂よ、大いなる神、全能の神をあがめ、ほめたたえます。わが魂よ、大いなる主をほめよ。