みことば
神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリストイエスである。(1テモテ2:4~5)
聖書はどんな人であっても、一人の例外もなくすべての人が神に愛され。必要とされている存在であると教えています。なんのために生まれ、なぜ生かされているのかがわからない、自他ともに認めざるを得ない、どうしようもないと思える罪人であっても、というのです。
神にとって最も悲しく、願われないこととはなんでしょうか。それは、神が愛されている全ての人が、すなわち私にっとってかけがえのない大切なあの人が、また、私にとってどうしてもゆるせない、愛せないあの人が、そしてこの私が救われない、その罪のゆえに滅んでしまうことを、神は決して願ってはおられない、というのです。
神にとって最も大きな関心事、また願いはなんでしょうか。それは、すべての人が、あの人もこの人も、そしてこの私自身が神と人の間のただ一人の仲保者である、人なるイエスを信じて救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられておられるというのです。
そのために、すべての人が救われるために、神は驚くべきことを成し遂げてくださいました。なんと、そのひとり子イエス様を人の姿で罪の世につかわされ、全世界の、全人類の罪の身代わりとして十字架につけられました。そして、御子イエスを信じる者をその信仰ゆえに、また神の恵みによって、すべての人の救いの道を開いてくださったのです。
神はすべての人に、救いのための御子という大きな犠牲を払って完璧なまでの道を開き、用意してくださいました。あとはすべての人の信仰応答の出番です。「見よ、今は救いの日である」(Ⅱコリント6:2)、「私たちは、こんな尊い救いをなおざりにしては、どうして報いを逃れることができようか」(へブル2:3)