ソドム、ゴモラの滅亡とロトの救い

2020年08月23日

賛美

小羊イエスに
喜ばしき声上げて(聖歌258)
誰も働くことの
さばきの日は近けり(聖歌635)

聖書  創世記19:24〜39
説教 「ソドム、ゴモラの滅亡とロトの救い」
下道 定身 牧師



みことば

「彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた」。(創世記19:16)


緒論

アブラハムの必死のとりなしの祈りにも及ばず、ソドムには10人のただしい人がおらず、ソドムの罪は極まり、ついに神の恐ろしいさばきの火によって町は滅亡した。この出来事を、聖書は繰り返し、また、主イエスは終末のさばきと深く関連づけて語られている。

本論

1.ソドム、ゴモラの罪と滅亡(創世記19:1~11)

ソドムの倒錯した罪の乱れと滅亡前夜、それは今日の終末世界への警笛である

ロトは罪の町ソドムに住み、世俗と信仰のはざまで揺れる信仰生活であった

※ソドム、ゴモラは罪ゆえに滅ぶべきして滅亡した。今日の私たちはどうであろうか?

2.ソドムへのさばきの予告と、ロトと親族への救いの招き(創世記19:12~22)

今、あなたの身内の者を皆、ここから連れ出しなさい。神がソドムを滅ぼされるから

婿たちはたわむれごととして警告を拒否し、ロト自身も妻、娘たちもためらった

「逃れよ、後ろを振り返るな、立ち止まるな、山に逃れよ」を軽視のロトの妻は、塩の柱となった

3.ロトの救いは、アブラハムのとりなし、神のあわれみ、聖霊の御手による(創世記19:23~29)

ソドム、ゴモラの滅亡は、自然界の出来事ではなく、明確な神のさばきであった

ロトとその救いは、ブラハムのとりなし、神のあわれみ、聖霊の御手によった

私たちの祈りはムダではない。主のあわれみと聖霊の力強い御手に期待しよう

結論

神の警告は、ロトの娘婿たちにはたわむれごとに思えた。ロト自身と家族たちも警告を聞いたが、従うことをためらった。ロトの妻は、警告を無視して後ろを顧み、塩の柱となってしまった。終末世界への神の警告に対して、私の反応が問われている。