主が私に告げられることをそのまま

2023年10月29日

(招詞) マタイ7:24~27 主の祈り

(賛美)    さあ賛美しよう どんな時でも私は イエス愛します 高く掲げよ                                                      

(説教) 「主が私に告げられることをそのまま」

(聖書)  列王紀上22:14~28

みことば

 「ミカヤは答えた。「主は生きておられる。主が私に告げられることを、このまま述べよう。」(列王上22:14)


 列王紀上22章は、ヨシュア王、アハブ王、預言者ミカヤが登場します。イスラエルの王アハブは、ユダの王ヨシャパテに一緒に戦ってスリヤの王からラモテ・ギレアデを奪い返そうと誘います。彼はヨシャパテに「まず主の言葉を伺いなさい」と勧められ、400人の預言者を集め、戦いに行くべきか、控えるべきかを尋ねますが、彼らは全員アハブの顔色を伺って耳障りの良い「上がって行って勝利せよ」と勧めます。しかし、ヨシャパテは本物の信頼できる主の預言者を求めた結果、ミカヤが登場します。彼は良いことだけでなく悪いことだけを預言するので、アハブに憎まれていました。ミカヤは、「主は生きておられる。主が私に告げられることをそのまま伝えます」と言って、主が偽預言者たちの口を惑わし、アハブを倒すためにラモテ・ギレアデに上がるように預言させたことを伝えます。そしてアハブは主の預言者を黙殺して戦場に上り、最後は預言のとおりに戦死します。

 今週のメッセージの私への具体的な運用は何でしょうか。まず、預言者ミカヤは人を恐れず、自分の損得に縛られず、主が彼に告げられたことに自分の思惑をはさまないで、そのまま従いました。

 まず大切なことは、主の語りかけを聞くことです(み言葉とご聖霊)。主は、本当に今日も、しかも個人的に私に語りかけておられるのでしょうか。主の語りかけを聞くために、まず私が信じるべきこととは何でしょうか。主は具体的に、いつ、どこで、どのように、語りかけておられるでしょうか。

 次に大切なことは、主の語りかけにそのまま信じることです(信仰)。主の言葉として、本気でそのまま信じられない理由、原因とは何でしょうか。

 もっとも大切なことは、主の語りかけにそのまま従うことです(従順)。そのままでなく、様々な条件、言い訳、恐れの理由、原因は何でしょうか、傍観者ではなく、従った者だけが体験する祝福とは何でしょうか。