みことば
主は、さきに言われたようにサラを顧み。告げられたようにサラに行われた。サラは身ごもり、神がアブラハムに告げられた時になって、年老いたアブラハムに男の子を生んだ。男の子の名をイサクと名付けた」。(創世記21:1~3)
緒論
アブラハムとサラ夫婦が神の約束に従って故郷ウルを出て10年後、彼らは約束を待ちきれず、その結果、ハガルによって肉の子イシマエルが誕生した。そして25年後、なんとアブラハム100歳の時、ついに約束の子イサクが誕生した。
本論
1.約束の子イサクの誕生(約束に真実な神、全能の神、顧みの神)(創世記21:1~7)
・主は約束されたようにサラを顧み、語られたとおりにサラに行われた
・ついにアブラハム100歳とサラ90歳の時、イサクが誕生した
※驚くべき約束に真実な神、また全能なる神、顧みの神を今日も信じているだろうか?
2.新たな心配事(サラの心配事、アブラハムの心配事、私の心配事)(創世記21:8~13)
・サラの心配事は、自己中心な対抗心と勝手な思い込みによるものであった
・アブラハムの心配事は、妻サラともうひとりの息子へのものであった
※家庭内のもめごと、家族の将来への心配等々、生活の現実問題の解決は神にある。
3.イサクにとってもイシマエルにとっても、エルロイの神(創世記21:14~21)
・神はそれぞれに、それぞれの目的と計画を備え、共におられる
・アブラハムとサラとイサク、ハガルとイシマエルよ、エルロイの神を信ぜよ
※エジプト人の女奴隷ハガルとその子の泣き声を聞いて顧みてくださる神は、この私にも。
結論
神は、約束の子イサクにとっても肉の子イシマエルにとっても、エルロイ(備えたもう)の神である。私たちの今日の涙と人生に目をとめ、荒野での叫びに耳を傾け、一切の必要を備え、導かれる神、約束に真実な神、全能の神の御声を聴こう。