信仰と契約の継承者イサク

2020年10月18日

賛美

主の臨在の
主にすがる我に(聖歌498)

愛と平和で

救い主イエスと(聖歌590)

聖書 創世記26:1~34

説教 「信仰と契約の継承者イサク」

下道 定身 牧師



みことば

「私があなたに示す地にとどまりなさい。あなたがこの地にとどまるなら、私はあなたと共にいて、あなたを祝福し、これらの国をことごとくあなたとあなたの子孫とに与え、わたしがあなたのアブラハムに誓った誓いを果たそう」。(創世記26:2、3)


緒論

「アブラハム、イサク、ヤコブの神」として聖書に記されている。アブラハムについては12〜25章に、ヤコブについても次章以降にくわしく記されているが、イサクについては最も印象が薄く26章のみである。今日、私がイサクから学ぶべきこととは何であろうか。

本論

1.試練の中で主の語りかけと約束を聞き、信じ、従ったイサク

主の語りかけを聞くこと(時に応じて進め、時にとどまれ)。

主の約束を信じ、従うこと(主はあなたと共にいて、あなたを祝福する)。

100倍の収穫を、ペリシテ人のねたみ、異邦人への証。

2.アブラハムの信仰の継承者イサク

・アブラハムは死んだが、神の契約は死んでいない。

・アブラハムは死んだが、彼の信仰はイサクへ継承された、さらに次の世代へ。

※契約の内容(これらの地をみな、空の星のような子孫、すべての国民の祝福)

3.井戸を掘り続けたイサクの謙遜と勝利

ペリシテ人のねたみと、度重なる妨害に対して、謙遜に井戸を掘り続けたイサク

・「主があなたと共におられるのをはっきり見たので」との異邦の王の告白

「悪に負けてはいけない。かえって善をもって悪に勝ちなさい」(ローマ12:21)

結論

イサクは父アブラハムのような特別偉大な信仰者ではなく、息子ヤコブのような強烈な個性の信仰者ではなかった。ごく平凡で平和を愛し、黙々と井戸を掘り、主が共におられる祝福を体で証しした生涯であった。