父を欺き兄をおしのけ

2020年10月25日

賛美

主の臨在の中で
喜び、平安、愛

優しき主イエスよ

見ゆるところによらずして(聖歌539)

聖書 創世記27:1~23、30~36

説教 「父を欺き兄をおしのけるヤコブ」

下道 定身 牧師



みことば

エサウは言った、「よくもヤコブと名付けたものだ。彼は二度までもわたしをおしのけた。さきには、わたしの長子の特権を奪い、こんどはわたしの祝福を奪った」。(創世記27:36)


緒論

世界で最初の「オレオレ詐欺」はなんと「アブラハム、イサク、ヤコブの神の」あのヤコブとその母リベカによるものであった。そんな詐欺師のヤコブがどうして神の祝福の継承者となることができたのだろうか。

本論

1.肉による恐ろしい共謀(創世記27:5~29)

母リベカと弟ヤコブによる恐ろしい罪の共謀。

父イサクを欺き、兄エサウをおしのけての犯行。

2.信頼を裏切った罪の結果(創世記27:5~29)

一見、成功したように見えたが、直ちに罪は明らかになった。

家庭が崩壊し、大切な家族に悲劇が、そして逃亡生活へ。

3.今日の私たちへの適用

信仰のためなら何でも許されるのか?そこまでやらなければ神の祝福は?

神の祝福は私の熱心な行動によるのか?それとも神の恵みによる選び(ヨハネ15:16)

結論

「天国は激しく襲う者たちがそれを奪っている」(マタイ11:12)と同時に。「救いは恵みにより、信仰による」(エペソ2:8)をものであり、神の恵みによる選び(ヨハネ15:16)を、また主に委ねること(箴言16:3)を併せて心に留めよう。