みことば
ヒゼキヤは使者の手から受け取ってそれを読み、主の宮にのぼっていって、主の前にそれをひろげ、主の前に祈って言った。（列王下19：14）
人生の問題、苦しみ、行きづまりの中で
私たちのなすべき対応は何でしょうか。クリスチャンの最大の特権、武器とは何でしょうか。聖書は、ユダの王ヒゼキヤについて「彼は主に信頼した。彼は固く主に従って離れることなく」（列王下18：1～7）と記しています。彼は信仰から引き離そうとする試練と動揺と弱さの中で、見事な対応をします。
ヒゼキヤの対応ー主の前に、そして祈りの要請ー
まず彼は、主の宮に直行します。続いて、家来たちを神の預言者イザヤのもとに遣わして「胎児がまさに生まれようとして、これを生み出す力がないのです」と自らの弱さを認め、告白し、とりなし祈りの要請をします（列王下19：1～4）。
神はイザヤを通してヒゼキヤを励まし、約束を伝えます（列王下19：5～7）。
しかし、現実は執拗なまでの敵の脅しと惑わしが続きます（列王下19：8～13）。
ヒゼキヤの祈りーそれを主の前にひろげー
問題、苦しみ、行きづまりもありのまま、それを主の前にひろげて、主に聞いていただき、主に見ていただき、主の救いを求めます（列王下19：14～19）。
神からの応答と約束ー3年目の祝福ー
まず最初にセナケリブに神の宣告が告げられ（列王下19：20～31）、続いてヒゼキヤへの神の約束が続きます。それは1年目でも2年目でもなく、3年目に芽を出し、下に根を張り、上に実を結ぶというのです（列王下19：32～34）。そして預言者イザヤを通じて語られた神の成就が続きます（列王下19：35～37）。
今日あなたは神の力、聖霊による上からの力、聖霊のバプテスマを必要としていませんか。あなたのそれを、主の前にひろげて訴えていますか。あなたは3年目の収穫を信じ、それに備えていますか。
