神の召しとアブラムの応答
2020年06月21日

賛美
この世はみな
あなたを讃えます
主イエスと歩く道
聖書 創世記11:10〜12:9
説教 「神の召しとアブラムの応答」
下道 定身 牧師
みことば
時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、私が示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。」(創世記12:1〜2)
緒論
創世記12章からイスラエルの先祖、またすべての民族から信仰の父と仰がれるアブラムが登場し、神と彼との契約を通して、イエスキリストへと連なる神による、人間の救いの歴史が展開されてゆく。
本論
1.ノアからアブラムまでの系図(11:10〜31)
・ノアからアブラムまで10代の長き年月が(変わることなき神の約束)
・ノアからアブラムまで絶望的な多くの危機が(変わることなき神の恵み)
※時代と歴史を支配される神。これまでも、この時も、そしてこれからも。
2.アブラムに対する神の召し(12:1〜3)
・わたしはあなたを大いに祝福し、地のすべてのやからの祝福の源とする
・あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい
※一方的な神の選びと召し。今は具体的なことは何も見えなくても大丈夫。
3.アブラムの神への応答(信仰と従順の第1歩)(12:4〜9)
・自分の知性、感情、意思、都合を主張せずに神の召しを信じた
・行き先を知らないで出て行った。まず信仰の第1歩を踏み出す決断が大切
※私の常識、神の選びと召し、今は具体的なことは何も見えなくても大丈夫。
結論
神のアブラムへの召しと、彼の神への応答(信仰と従順の第1歩)を通して、イスラエル民族が誕生し、やがての時にダビデが、そして時を経て全世界の救い主イエスキリストが誕生されることとなる。すべてはここから始まった。