キリスト者の生き方

2022年07月31日

(招詞) マタイ5:3~10 / 主の祈り

(賛美) 高きほまれと 私は目をあげ 都のそとなる(聖歌395)
                      イエスのごとく

(説教) 「キリスト者の生き方」

(聖書) ヘブル13:1~17  


(みことば)「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない」(ヘブル13:8)

 主の弟子たちが初めてクリスチャンと呼ばれるようになったのは、初代教会のアンテオケでした。教会の外の人々が彼らの生活、生き方を見て「キリストのような人々」とあだ名で呼ぶようになりました。以来、直接キリストを知らなかった人々も、クリスチャンを通してキリストを見てきました。キリスト者は、今日も世の光、地の塩、主の証人です。

 キリスト者の生き方は、キリストが生きられたように生きる、キリストが私にしてくださったように私も、キリストが私を見てくださったように私も、をめざす生涯です。ヘブル13章には具体的にキリスト者の生き方について、3つの分野(社会生活面、個人生活面、信仰生活面)から教えられます。

①キリスト者の社会生活について(ヘブル13:1~3)、もっとも身近で大切な兄弟を、また見知らぬ旅人を、さらに今悩み、苦しみに囚われた人々を愛し、善と施しを忘れてはならないことを教えています。

②キリスト者の個人生活について(ヘブル13:4~6)、淫行とどん欲を戒めます。まず、結婚を重んずべきことを教え、不品行と姦淫の罪を戒め、次に金銭とどん欲を戒めます。肉欲と財は、きよい生活に対する最も警戒すべき誘惑です。キリスト者はきよさを求め続ける生涯です。

③キリスト者の信仰生活について(ヘブル13:7~17)、神に立てられた指導者たちへの態度と「きのうも、今日も、いつまでも変わることのないキリストに目を向け、私たちも主が歩まれたように主の御足の跡に従い、主に似る者をめざします。賛美のいけにえを絶えず神に捧げ、互いに祈られ、祈る生涯、それがキリスト者の歩みです。