バベルの塔建設(人間の高慢)
2020年06月13日

賛美
この世はみな
聖霊の神よ、今
私を造り直して
聖書 創世記11:1〜9
説教 「バベルの塔」(人間の高慢)
下道 定身 牧師
みことば
彼らはまた言った。「さあ、町と塔を建てて、その頂を天に届かせよう。そして我々は名を上げて、全地の表に散るのを免れよう(創世記11:4)
緒論
創世記は11章をもって大きな区切りを迎える。12章からは、アブラハムを通してイスラエルの歴史、神の救いの歴史が始まる。11章はノアの子孫がどのようにして全世界に拡がったのか。神のみ言葉と約束の確かさが記されている。
本論
1.神の祝福を災いに変えてしまった人間(11:1〜4)
・同じ言葉、シナルの地、高度な文明は神の祝福であった
・神の祝福を災いに変えた原因は、彼らの動機であった
※その動機は人間の高慢(神への冒涜、人間中心主義、自己顕示欲)を自覚しよう
2.人間の災いを、恵みに変えられる神(11:5〜9)
・神は彼らの言葉を乱し、町と塔の建設を中断され全地に散らされた
・神の介入がなかったならば、人はそのまま完全に滅んでしまった
※今の災いを通して、万事を益として恵みに変えられる神の御手を信じよう
3.現代版バベルの塔建設と神の介入
・現代版バベルの塔を歴史から学ぶ
・一度あったことは再び起こる、他の人に起こったことは私にも起こる
※私の内なるバベルの塔を点検し、神の人の前に謙遜を求めよう
結論
私の信仰は神中心?それとも人間中心であろうか。神からの賜物を本来の神と人のために?それとも自分の名のために用いているだろうか。神は今日も、神への反逆と人間の高慢のバベルの塔建設に介入され、止められる。