アブラムは主を信じた

2020年07月19日

賛美

目をあげよ
父の神の真実は
望みは失せ(聖歌720)
聖書  創世記15:1〜21

説教 「アブラムは主を信じた」(信仰による神の義

下道 定身 牧師


みことば

「天を仰いで、星の数を数えることができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた。「あなたの子孫はあのようになるでしょう」。アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。(創世記15:5

緒論

神は、親族(ロト)救出のために必死に戦い勝利したアブラムを、大祭司メルキゼデクを通してねぎらい、祝福の声をかけられた。続いて今度は神ご自身が直接アブラムに現れ、神の約束が変わっていないことを具体的に示し告げられた。

本論
1.アブラムよ恐れてはならない(15:1)

・恐れるな、アブラムよ。わたしはあなたの盾である

・アブラムよ、あなたの受ける報いは、はなはだ大きい

※私のなし得るは、自分の思いを主にゆだね、ただ御言葉を信じることではないか。

2.アブラムよ、天を見上げて星を数えよ(15:2〜5

・アブラムの神への疑問と失望とあきらめ

・外へ出よ、星を数えよ

※神の御言葉への信頼と確信が薄らぎ、あきらめてないだろうか。天を見上げよう。

3.アブラムは主を信じた、主はこれを彼の義と認められた(15:6)

・信仰は神の御言葉を聞くところから生まれる

・信仰による神の義、その信仰もまた神の恵みによる

※私のなし得るは自分の思いを主にゆだね、ただ御言葉を信じることではないか。

結論

神の約束に逆行する厳しい現実のただ中で、アブラムは神の御言葉を信じた。彼は人の望みえないこと、信じえないことをなされる神を信じたのだ。「信仰による義」これこそが全人類、否、私への聖書全巻を通しての福音である。