世の終わりと悔い改め、聖霊の約束

2022年05月08日

招詞  黙示録3:19、20
賛美

主イエスにゆるされて

主に覚えられてる者は

あなたの罪、過ちは(聖歌417)

御霊の注ぎ

聖書 ヨエル2:1~32

説教 世の終わりと悔い改め、聖霊の約束


下道 定身 牧師



みことば

主は言われる、「今からでも、あなたがたは心を尽くし、断食と嘆きと悲しみをもってわたしにに帰れ。あなたがたは衣服ではなく心を裂け」。主は恵みあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災いを思いかえされるからである。(ヨエル2:12、13)

先週開催された全国盛会で、黙示録の中から講師の口を通して「主はあなたのことを知っておられる」こと、「あなたは、ただ主だけを見よ」、そして「悔い改め」について語られました。今週は、ヨエル書2章から「世の終わり」について、「悔い改め」について、「聖霊の注ぎの約束」についてのメッセージです。

ヨエル書1章ではいなごによる恐ろしい災いを通して、人々が主に立ち帰り、主の御名を呼び求めることが語られました。2章では、主の日の切迫した到来を告げる警報のラッパが鳴り続けます・主の日、それはあのいなごの災いに象徴される、否、全世界を巻き込む前代未聞の天と地が震えおののく、恐ろしいこの世界の終わりの日の到来を告げます。

それゆえ、その日の到来に備え私たちが今なすべきことを教えます。それは「悔い改め」です。「悔い改め」とは、後悔し土下座して謝ることではありません。それは180°の方向転換をすることです。①今からでもすぐに、②衣服ではなく心を割いて、③神に、神の愛に、主イエスさまに向かって、向きを変えることです。主は「時は満ちた。神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」と宣言され、宣教を開始されました。(マルコ1:15)その時から2000年が・・・

15節以降には、再びラッパが吹かれます。それは、民を召集するためのラッパです。聖会を召集し、民を集め、会衆を聖別するためです。終わりの時代に約束された聖霊の大雨の祝福と、大いなる回復の約束に与るためです。悔い改めて福音を信じたすべての者への約束です。