しかし、神にはどんなことでもできるのです

2024年03月10日

(招詞)   ローマ8:31~39(抜粋) 主の祈り

(賛美)   カルバリ山の十字架に(聖歌399) 望め奇跡を 主に手を高く わたしは目を上げ                                               

(説教)「しかし、神にはどんなことでもできるのです」

(聖書) マルコ10:23~31

みことば

 イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはできないが神にはできる。神はなんでもできるからである。」(マルコ10:27)

 

 リビングバイブルでは「それは、神でなければできません。神にはどんなことでもできるのです」と言われました。Alive Bibleでは「人間には不可能でも、神は可能だ。神に不可能という文字はない!イエスは仲間たちの疑問を断ち切った。」 と訳されています。 どんなに能力があっても、権力や財力や知恵と努力があっても、また愛の動機からであっても、人の力ではどうすることもできない不可能な難題、試練が私たちの周辺には満ちています。人間の罪の問題、富と権力と肉への執着からの救いは人にはできません。しかし、神にはできます。ここに唯一の希望があります。罪からの救い、永遠の命という霊的領域だけでなく、日常領域の中で遭遇する自分の力ではどうすることもできないことが多くあります。大切なことは、自分のできることとできないことを認めることです。そして、できないことは自分で何とかではなく、どんなことでもできる神に心を向け、祈ることです。重荷をすべて神にゆだねることです。 主イエスは「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。・・・そうすれば、あなたがたのたましいに休みが与えられるであろう」と招かれています。人の絶望、行き詰まりの時は全能の神の許に行くこと、祈ることです。その問題を全能の神に訴え、信頼し、働いていただくことです。願いどおりになったなら、感謝です。しかし、そうでなくても神は祈りを聞かれなかったのでもできなかったのでもありません。さらに、すぐれた計画に導いておられるのです。なんでもできる神の最善の御手に信頼し、安心してお任せしてもよいのです。箴言16:3が秘訣です