主の復活と私たちの使命
(招詞) 1コリント15:1~14 / 使徒信条
(賛美) ハレルヤ、主をほめよ 手を叩け、すべての国々よ 聖なる主の御名を
いざ人よ ほめまつれ(聖歌168)
(説教) 「主の復活と私たちの使命」
(聖書) マタイ28:1~20
(みことば)
「恐れることはない。あなたがたが十字架におかかりになったイエスを探していることは、わたしにわかっているが、もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである」(マタイ28:39)
主イエスが、十字架にて死なれて三日目の朝、安息日が終わって週の始めの日の明け方に、主の遺体に油を塗るために、数人の婦人たちが墓に向かいました。身の危険を顧みずに最後まで主に仕え従ったのは、弟子のペテロでも、ヨハネでも、ヤコブでもなく、最も弱く思えた婦人たちでした。彼女たちが主を思い墓に向かったご時、神ご自身が石を転がされました。彼女たちは、そこで最初に復活の主と出会い、復活の最初の証人としてのその使命を恐れながらも、大喜びで成しとげました。(マタイ28:1~10)
墓の番人から主イエスの復活の出来事を聞いた祭司長や長老たちは、自らが信じないばかりではなく、その事実に反する矛盾だらけの嘘の情報を作り上げ、まことしやかに流して人々を惑わしました。今日も多くの情報があふれています。サタンからのフェイクニュースに要注意です。(マタイ28:11~15)
11人の弟子は、主が命じられたガリラヤの山で復活の主に出会いました。不完全で、不信仰で、なさけない弱さを露呈した弟子たち、「復活なんであり得ない」、「十字架の痛手の大きさゆえに何も信じられない」、「あんな裏切り方をした自分を赦せずに、深い傷と疑いの中にあった弟子たちを、復活の主は招かれ、出会ってくださいました。(マタイ28:16~17)
そんな弟子たち(すべてのクリスチャン)に最高の使命を与えられました。それは「すべての人々のところに出て行って、福音を伝え、バプテスマを施し、彼らを主の弟子として命じ、教えよ」との大使命です。そのために、復活の主がいつも(どんな状況の中にも)共にいてくださるとの約束です。同時に、「ただ聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、主の証人となるのだ」と約束してくださいました。主の復活は、信じるすべての人に罪のゆるし、永遠の命を保証します。この福音を信じ、この福音を信じ、この福音を伝えよう。(マタイ28:18~20)