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天の都をめざす旅人
2022年08月14日
(招詞) 1ペテロ2:10~12 / 使徒信条
(賛美) 喜ばしき声上げて(聖歌258) 十字架の血潮で
平和をば愛したもう(聖歌357)うるわしき天の国
(説教) 「天の都をめざす旅人」
(聖書) ヘブル11:9~22
(みことば)「これらの人々はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして地上では旅人であり、寄留者であることを、みずから言いあらわした。」(ヘブル11:13)
私たちが求め、めざしている人生のゴールはどこでしょうか。地上の都をめざし、そこに必死に安住しようとする多くの人々がいます。一方、地上では旅人、寄留者として生きる人々がいます。
二つの誕生日、二つの国籍を有する者、それがクリスチャンです。聖書は、誰でもイエスキリストを信じる信仰によって、霊的誕生(新生経験)と永遠の命、すなわち天の都(天国)の国籍が与えられていると教えています。
信仰の父アブラハムは、まだ見ていない天の都をめざす旅人でした。彼は、神の召しと神の約束を聞いた時、行先を知らずに、ただ神を信じ、神の言葉と約束を信じ、神の約束の地、すなわち天の都をめざして信仰の歩みを踏み出します。やがて、彼は信仰をいだいて死にます。神の約束のものは、まだ受けていませんでした。彼の生涯は、地上では旅人、また寄留者としての天幕生活でした。しかし、信仰の希望と喜びに満たされた生涯を生き抜き、天の都(天にあるふるさと)に移されました。
私たちの人生をかけて求むべきもの、めざすところはどこでしょうか。今見えているもの、地上の都がすべてでしょうか。地上の都の栄華は必ず消え失せます。私たちが必死にしがみつく目標は、他にあります。いつまでも残る天の都こそが、生涯をかけて求むべき本物の目標です。私たちの人生の土台はどこにあるでしょうか。何があっても決して裏切ることのない真実な神と、その約束の上に立っているでしょうか。
私たちがめざすのは、「神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙をぬぐいとってくださる。もはや死もなく、悲しみも叫びも痛みもない」(黙示録21:3、4)との神が約束された天のふるさとです。今は、一時的な旅人であり、寄留者なのです。
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