祈りの格闘(ヤコブからイスラエルへ)

2020年11月29日

賛美

主の祈り

主よ感謝します

たがいに喜び(聖歌128)

君なるイエスは(聖歌138)

聖書 創世記32:1~32

説教 「神の介入」(ヤコブよ、帰れ)

下道 定身 牧師



みことば

わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません」。その人は言った「あなたの名を何と言いますか」。彼は答えた「ヤコブです」。その人は言った「あなたはもはや名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい」。(創世記32:26~28)


緒論

神の約束を聞き、信じてはいたが、いざ、その現場にさしかかった時、ヤコブは忘れかけていた20年前の自分の罪がよみがえって不安と恐怖に捕らわれた。そこで彼は、自分の過去の罪に対してどのように向き合い、対応したのであろうか。

本論

1.不安、恐れに対する人間的方策

罪の結果におびえ、人間的に用意周到な必死の策略を巡らすヤコブ

人間的方策の必要性とその限界を知ること、罪の根深さ、恐ろしさ

2.不安、恐れに対する信仰的方策

すべての人をその罪と死から救い出し、解放するために誕生されたイエス

ヤコブは神に目を向け、必死に祈った。救い主イエスに目を向け祈ろう

3.ヤコブからイスラエルへ

必死の祈りの格闘の中で、股のつがい(自我)が砕かれた

ヤコブ(押しのける者)からイスラエル(神の支配)への変化

結論

人の罪の問題は、年数が経てば自然に時効になり、いつの間にか消え去るのではない。ヤコブの用意周到な策略も適用しなかった。ついに彼は祈った。必死になって祈った。そしてヤコブはイスラエルに変えられた。現代の私もまた。